※はじめに、昨日のエア馬券に関する記事で、単純確率の知識を用いることについて、ご指摘のコメントをいただきました。ぜひ皆様も昨日の記事のコメント欄を参照していただき、私の考えをご理解の上、当ブログをお楽しみください。
明日、いよいよ予想の公開を始めるので、今日は多めに記事を書きたいと思います。
これから、この記事を含めた三つの記事で、エア馬券に引き続き、予想を生かす工夫として、賭けるお金の分配方法をご紹介します。
競馬を嗜んでこられた方々にとっては、恐らく、既に聞いたことのあるような話ばかりかと思います。
逆に以下に話す内容を初めてお知りになるという方は、この機会にぜひ理解しておいていただくと、今後、馬券を購入する時に参考になるかと思います。
まず、賭け金の分配には、大きく分けて3種類あると思います。
①均等買い(ベタ買い)
②追い上げ
③追い下げ
この記事では、まず①均等買いについての私見を書いていきたいと思います。
均等買いというのは、俗に言うベタ買いです。
つまり、1点あたり100円と決めたら、とにかく100円ずつ購入するというものです。
1レースに買い目が2点あったら、100×2=200円を賭けることになります。
この資金分配方法のメリットは、まず分かりやすいということだと私は思います。
加えて、馬券の収支を付ける際には、この買い方を使って計算すると、簡単に回収率の計算が可能となります。
また、賭ける金額が常に一定なので、計画的に行うことで、お財布との相談も容易です。
払い戻しの収支をつけるという意味でも、最もお手軽な資金分配方法です。
そういうことで、均等買いの最大のメリットというのは、資金管理のしやすさ、これだと思います。
初心者の方は、まず1点あたり100円、200円という低い金額設定で均等買いをしてみて、競馬の勉強をしてみるのも手でしょう。
一方、均等買いのデメリットは何でしょうか。
色々と考えられると思いますが、低い金額設定だと、賭け金と払い戻しのバランスがあまり良くない、ということが考えられます。
トータルで見てみると、常に賭け金が一定であるが故に、さほど金額的には浮かないという場合があります。
例を考えてみます。
たとえば、回収率が105%だとしましょう。
1点100円で均等買いをしたとして、買い目は全部で300点だったと仮に設定すると、投じたお金は100×300=30000円です。
この結果の払い戻しは、投じた金額×回収率で求まります。
つまり、30000×105%=31500円ということになります。
31500から、30000を引くと、1500円となります。
この1500円が、100円均等買いをした結果、得られたプラスということになります。
ちょっと少ないと感じるかもしれませんね。
人によって違うと思いますが、もう少し欲しいと感じる人がいても不思議ではありません(マイナスではないので十分という考えもあると思います。)
そこで、賭け金を2倍、3倍、と増やしていき、たとえば10倍とすると、1点あたり1000円の賭け金となり、プラスも15000円となるので、先ほどよりは満足できる値でしょう。
賭け金設定を10000円とすると、150000円となり、ちょっとしたボーナスのようなものでしょう。
しかし、ここで重要なことがあります。
それは、連敗する期間を考えておくということです。
連敗する期間を考えておかなければ元手資金がパンクしかねないからです。
私が考える、資金分配で最も重要な観点は、【資金分配の元となる予想が、どれくらい連敗するのかを必ず把握しておくこと】です。
もし、50連敗でもしたら、洒落になりません。
しかし、これは実際にありうる連敗数です(実際しました)。
下手したらサラ金のお世話にならないとも限りません。
大袈裟と思うかもしれませんが、50連敗、100連敗する確率が、100年に一度起こってもおかしくない確率かもしれません。
運悪く、今年がその100年に一度の年かもしれないのです。
そう考えますと、均等買いの場合、個人的には、多くても1点1000円くらいがちょうど良いかと思います。
もちろん、賭け金の設定は人それぞれですが、安全な遊び方というのが、競馬の鉄則かと思います。