シェアする

資金分配方法・追い下げ

スポンサーリンク

資金分配方法の最後は、③追い下げです。

この追い下げという言葉は、最近話題となっている某馬券裁判で被告となった人物が用いていたと言われる資金分配方法です。

興味のある方は、ネット上にたくさん記事が転がっていますので、探してみると良いと思います。

それと関連して、ここで皆さんにお伝えしておいた方が良いのが、その馬券裁判の状況です(2014年8月22日現在)。

ニュースで取り上げられているので、ご存じの方も多いと思います。

詳しいことは各自で知らべて欲しいのですが、簡潔に言うと、あんまり競馬で儲けすぎると、税務署から脱税疑惑をかけられる(かも)という、競馬ファンからするととんでもない状況です。

なので、仮に当ブログの予想で儲けたとしても、おおっぴらに目立つような言動はしないようにして、課税対象金額(外れ馬券代+払い戻し金で合計90万くらいらしいです)を超える額を競馬で儲けたら(費やしたら)、素直にお近くの税務署に相談しましょう。

そうすれば、少なくとも脱税で刑事告訴されたりすることはないでしょう。

ちなみに、私は少額で賭けていますので、毎年課税対象となるほどの額にはなっていません。

もちろん、仮に納税義務が生じたら、素直に税務署に連絡したいと思っています。

さて、前置きが長くなりました。

本題です。

そういうことで、裁判の影響でにわかに有名になりつつありますが、追い下げという資金分配方法は、昔からあったものです。

追い下げ、という言葉では表現されていなかった、というのが実のところではないでしょうか。

カジノの世界などでは、10パーセント投資法などと呼ばれることが多いようです。

簡単に説明しますと、元手となる資金を設定して、その資金の現在額の10%を賭けていく、というのが10パーセント投資法です。

たとえば、元手資金が10000円としたら、最初にまず1000円を賭けます。

外れたとしますと、資金が9000円となるので、今度は900円を賭けます。

別パターンで、もし最初に賭けた1000円がオッズ2倍で当たっていた場合は、資金が11000になるので、その次は1100円を賭けます。

このように、現在の手持ち資金を元にして賭け金を計算するので、非常にリスクが低いのが特徴です。

馬券裁判の被告の方は、私がネットで調べたところによると、元手資金は1000000円で、内8%を賭け金としていたようです。

中々のリッチさんですね。

私も色々とシミュレートしてみた結果、10%や8%という数字は、結構大きいと感じました。

というのも、この賭け方、リスクが低いのはいいのですが、最初に連敗を重ねてしまうと、そこから負け分を取り戻すのが大変です。

賭け金の設定が大きければ大きいほど、連敗にも耐えられないので、そのバランスが難しいです。

また、予想の的中率・回収率なども非常に大きく関与してくるのが特徴で、生半可な予想で行うと、返って資金が萎んでいくばかりになってしまいます。

馬券裁判の被告の方は、余程の予想精度を誇っていたのでしょう。

私の予想はそこまでの精度は持っていません。

ですので、この賭け方も、連敗数をどれくらいと想定するかで、安全に資金分配できる%が決まってきます。

色々考えた結果、私個人としては、元手資金の3~4%くらいが、安全に勝負を楽しめるラインだと思います。

ここで、今までの議論をお読みの方はお分かりかと思いますが、単勝や複勝に大きな額を突っ込みすぎると、オッズが下がって返って自分の首を絞めてしまう結果となることを思い出してください。

そうすると、私としては、元手資金の3~4%で、賭け金の具体的な金額が500円から1000円となるような元手資金の設定を推奨いたします。

つまり、元手資金は、15000円くらいから、30000円くらいが適切かと思います。

非常に現実的で丁度良い金額設定なのではないでしょうか。

上記の設定で、1点当たりの金額500~1000円くらいを、ベットしていくということになります。

注意点として、もし首尾良く資金が増えてきて、1点当たりの金額が増えてきたら、一度元の設定に戻すことをお勧めします。

馬券裁判の被告の方が陥ってしまった一つの帰結として、自身の賭け金が大きくなりすぎて、オッズを下げてしまい、結果的に回収率の大幅な下落を招いたという事象があったようです。

また、その時調子が良くても、一気に連敗期に突入することがあります。

そうなると、今まで買っていた勝ち分も全て吸われて、マイナスに陥らないとも限りません。

ですので、資金が元手の額に比べて2倍~3倍くらいに増えてきたら、一度設定を元に戻してください(利益の確定と賭け金のリセット)。

そうしないと、色々な意味で、自分の首を絞める結果につながります。

それよりも、設定を意識して抑えて、安定した資金運用を可能にした方が、長期的には遥かにお得ですし、税務署のお世話になることも回避できるのではないでしょうか。

このように、この追い下げという資金分配方法は、ある程度の元手で、低リスクでそれなりに安定したリターンを見込めます。

さらに、エア馬券も織り交ぜれば、鉄壁です。

というか、今まで均等買い追い上げを紹介してきましたが、私がお勧めする資金分配方法は、この追い下げのみです。

毎回馬券を買う毎に、現在資金の確認と、そこに%をかけて計算していくのが多少面倒と言えば面倒ですが、それは電卓やExcelなどでいくらでも簡略化できますので、この追い下げ式の資金分配方法は非常にお勧めです。

シェアする

フォローする

コメント

  1. アイツ より:

    ハズレ馬券の購入金額は原則として費用とみなされないので、キチンと理解しないと申告するのは危ないですよ
    件の裁判の被告の方は、購入金額と払い戻し金額が莫大な金額になっていましたから、馬券購入を投資として捉えていたことが認められて高裁で実質勝訴といえる逆転判決(脱税に関しては有罪、執行猶予付き)で課税対象額が大幅に引き下げられましたが、基本的にはほとんどの人はこのケースには当たらないと考えられますから
    普通の人は年間100万円分の馬券を購入して内の5万円分の馬券が的中し、合計で90万の払い戻しを受けている場合でも17万5千円が一時所得の課税対象額になってしまいます

  2. ドステ より:

    >アイツさん
    おお、アイツさん、こんにちは(^^)/
    うーむ、そうすると、我々競馬ファンはどうしたらいいんでしょうね。
    申告しないと脱税、申告すると過重課税・・・。
    馬券買うなってことでしょうかw
    法律が追い付いていないというのが、素人の率直な感想ですが・・・。

  3. tae-ajikimi.com より:

    Well I definitely liked reading it. This article provided by you is very helpful
    for proper planning.

  4. ドステ より:

    Thanks. Please visit again soon.