こんばんは。
今回は、今年のテーマの一つとなっていた競馬予想家協会(直リンク)における成績開示予想者登録についての結果報告です。
先に結論を言いますと、無事に成績開示予想者として登録されました(登録者ページ)。
これに伴って、先日、ブログ内に予想成績の開示詳細についてのページを作成してありますので、興味のある方はご覧ください(成績開示詳細ページ)。
改めて、何故、競馬予想家協会の成績開示予想者として登録を目指したのかについて、簡単に振り返っておきますと、以前の記事でこのように書いていました(当時の記事)。
1.私が確たる実力を持った予想者であることを、第三者の基準で証明すること
2.私のことを全く知らない外部の人からも、私が結果改竄などの不正行為をしていないことを了解できるようにすること
3.単純な的中率・回収率だけでなく、客観的な基準で当予想を照らすことで、さらに公平に私の予想の実力を判断してもらえるようにすること
主にこの3点に要約できると思います。
また、私に直接的に関係はないですが、当ブログ読者の視点から見ると、現在登録されている協会会長のスカイポット氏やとりおやこ氏の優秀な予想を知る機会にもなるでしょう。
今後、登録される予想家が増えれば増えるほど、読者の利益となるでしょう。
要点3つを今回の結果でそれぞれ振り返ってみます。
まず1点目についてです。
当予想が確たる実力を持っているかどうかについて、第三者の基準でどうだったかというと、協会の提唱する「予想力」という概念において、30.9 という値となりました。
予想力は、100程度であれば、文句無しに優秀な予想であるとスカイポット氏が言及しているので、30.9 という結果は決して良いものではありません。
また、協会では最近、段位や級位を定めるようになりましたが、今回の30.9 という結果をそれに当てはめると、6級という評価に当たります(8級~8段)。
これも優れたものとは言い難い結果であり、1点目については達成したかと言われれば、残念ながら失敗に終わったと言わざるを得ません。
この結果を糧にして、捲土重来を期することにし、次に繋げるために反省点をまとめておきたいと思います。
まず、今回の最大の失敗は、3連複に券種を絞ってしまった点でした(これは当時の記事でも懸念しています)。
6月までの好調期に仮提出した当予想の報告書では、予想力は80を超えており、この時点で3連複を過信しすぎてしまい、他の馬連やワイドなどの券種を含めることを思いつかなかったのです(馬連やワイドの成績を加味すると、予想力60超になりますが、推奨買い目として明示していませんでした)。
非常に悔しいことに、7月以降の3連複は11月にプラス回収率を記録した以外は芳しくなく、これが大きなブレーキとして働いてしまいました。
また、これに関連して、予想力算出の仕様についてもう少し慎重になるべきでした。
というのは、予想力を算出する仕様上の特徴として、レース的中率が重視されるからです。
回収率のウェイトも大きいのですが、同時に高いレース的中率も高予想力を弾きだすのに必要であり、この点も3連複のみとしたのが痛かったと言えます。
仮に3連複が今年の6月までの成績のような爆発をしていたとして、それを上手く成績報告できたとしても、予想力は80~90弱程度に収まると予測され、成績開示予想者として成績報告書を作成するに当たって効率が著しく悪いです。
これら反省点を踏まえて、来年は回収率と的中率のバランスを考えた予想と馬券種で、再びチャレンジしたいと考えています。
具体的には、色々とシミュレートした結果、単複かもしくは複勝で公開予想を行い、成績報告を続けていきたいと思っています。
単複・複勝の購入は、従来、「今日の堅軸馬」としてきた予想を改良・拡充し、的中率はやや下がるかも分かりませんが、回収率面を強化するためにより時間をかけて予想し、厳選して馬をピックアップしていきます。
この予想を事後修正不可媒体であるウマニティで公開し、成績報告を行っていきます。
これに伴い、今年行ってきた、まぐまぐメルマガとニコニコ動画を併用した「メイン予想」の公開は、終了となる予定です。
ということで、長くなりましたが、1点目については失敗だったので、来年挽回をしたいと思います。
次に2点目ですが、これについては事後修正不可媒体及び事後修正不可な手法で買い目を公開し続けたことによって、証明できたことと思います。
また、今後も上記のように公開予想を続けていきますので、私が結果や成績の改竄など不正行為を一切していないということは、外部の人々にも広く知らしめられたと考えています。
したがって、この2点目については、成功したと言えますし、今後も証明し続けていきます。
3点目については、当予想のみの主観的な判断では何とも言えないところですが、きっと、今回の結果を見て「ふむふむ」と思いながら私の予想をより様々な観点から評価していただけると思いますし、これは巷にある様々な予想についても同様に一つ見るべき角度が増えたのではないかと信じております。
最後に、今回チャレンジしてみた雑感を述べて、今年の当ブログの〆としたいと思います。
まずもって、公開予想を行うというのは、非常に労力と心労を伴うものであり、これを続けることについて、当初はかなり疲れました。
しかし、半年も続けていたことで、予想の問題点がよりクリアに分かるようになってきて、明らかに自分の見識が良くなったと感じています。
結果が伴っていない以上、大きなことは言えませんが、ステップアップできたのは自分自身の感触としては間違いないと考えています。
今回の反省が、来年の予想力向上に繋がると確信します。
また、予想力算出のためのフォーマットは競馬予想家協会で公開されているので、ご自身の予想結果を入力して楽しむことも一興かと思います。
単純な的中率や回収率では見えてこない自身の予想の特徴が見えてきて、さらに予想が面白くなる可能性があるのではないでしょうか。
穴サイドを使ってプラス回収にすることは、私の中では一定程度できていることであり、今年も年間で見ればプラスで終わることができました。
これで、7年連続でプラスにすることができたことになります。
今後の進化の方向性を考えた場合に、予想レース数を増やすか、あるいは回収率を多少下げてでも的中率を上げて、回収率が収束する試行回数を少なくする、といったことが考えられます。
予想レース数を増やすというのは、個人的にはもう結構頑張っていますし、これ以上はキツイなと感じている部分なので、無理だと思っています。
一方、的中率の向上という観点は、まだ余地があるのかなと。
単純に、レース的中率を上げるということであれば、予想するレースをより厳選し、自信のあるレースをチョイスするという方法が最も効果があるでしょう。
しかしながら、せっかく頑張って現在の規模のレース数を予想できているので、自分としても予想の特色としてもこれを落としたくありません。
であれば、的中率の向上、穴サイドに頼りすぎない予想、というのがテーマになってくるのかなと思います。
ここで言う的中率の向上とは、10%とか5%とかそういった大きな数字ではなく、1%であれば万々歳ですし、0.5%でも上出来という、そういったレベルです。
例え、0.5%であっても的中率を向上させることができれば、回収率は数%上がることだってあり得ますから。
来年のテーマは、競馬予想家協会における成績開示予想者としての予想力の向上ということと、予想の中身としては的中率の向上ということになると考えています。
さて、大変長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年も、皆様にとって良い年であるよう、願っております。
皆様良いお年をお迎えください。
また来年お会いしましょう!