こんばんは。
ドステです。
今回は、ドローダウンと損切りに続いて、利益の確定について、私なりの意見を書いてみたいと思います。
※本題に入る前に、読者の方から、以前の競馬予想結果について、誤った表記のご指摘をいただきました。
9月の複勝の回収率についてなのですが、76%と表記されていたものが、正しくは68%でした。
ユーザーの方の誤解を招くような表記を致しましたことをお詫び申し上げます。
原因は、勝負単勝馬券で、1レースに2点以上予想したものを、誤って1レース分、つまり1点として表記していたことによるものです。
本来、1レースに2点以上単勝を予想していれば、その2点以上も購入点数に含み、計算しなければなりません。
9月はこれまで28点購入しているはずですが、これを25点と誤って表記・計算したことによって、回収率の数値が間違っていました。
また、8月についても調べたところ、8/31の回収率の部分に、同様の間違いが見つかりました。
正しい表記は、8月の単勝の回収率が79.44%、複勝の回収率が105.93%でした。
合わせて画像を修正し、重ねてお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
なお、8月以前のものについては、誤表記は見つかりませんでした。
今回の誤表記は、私の単純なミスであり、また不本意なものです。
このような簡単なミスでユーザーの方の利益を決して損なわないよう、今後一層注意し改善していく所存です。
では、この記事の本題に移ります。
前回は、ざっくりまとめますと、資金の減りという意味でのドローダウン、そして資金の損失額を確定させる損切りについて私見を書きました。
今回は、その逆、資金の利益を確定させるという考え方です。
たとえば、予め利益の目標額を決めておき、その額に達したら、一旦そこで継続的に賭けることを中止するといったやり方です。
次のような条件で例を示してみたいと思います。
元手資金を30000円、利益目標額をプラス30000円、つまり手元の資金が60000になることを目標とします。
60000円になるまでは、均等買いでも追い下げでも(はたまた追い上げでも)買い続け、激しいドローダウンが起こらない限りは、60000円を目指します。
首尾良く60000円に達したら、そこで馬券の購入をストップし、30000円を資金から引いて、利益を確定させます。
書いてみると単純ですが、このような資金の管理ということです。
この利益の確定は、もちろんある程度利益の出る見込みのある予想をしていないと、そもそも使用する機会が無くなってしまいますが、その条件をクリアしていれば、非常に有効な考え方だと私は思います。
たとえば、午前中のレースで当たりをいくつか出し、自分の決めた目標額に達したので、その時点で利益を確定させ、その他のレースを見送る、あるいは元手資金をリセットした状態で賭ける、こういった使い方ができます。
利益が確定しているため、もし、午後のレースで負けたとしても、それは元々設定してある元手資金からのドローダウンなので、プラス額からは引かれないということです。
特に追い下げの場合には、元手資金で賭ける金額を決めるので、大変相性が良いです。
追い下げは、元手資金が増えれば増えるほど、賭ける金額も増えていきます。
その分、資金の減り≒ドローダウンの速度が早くなります。
そこで、目標額に達したら、利益の確定を行い、またもとの賭け金設定に戻す、という風に資金を運用すると、かなりローリスクで利益を期待できると思います。
多分、気持ちとしては、勝っている時であれば、青天井で勝っていきたいとなると思うのですが、一定の利益が出たらひとまず確定させる、というルールを決めておくと、リスクが相当下がると思います。
また、例では追い下げが相性が良いとお話しましたが、均等買いでも同様です。
例えば、一日、あるいは一週間の目標利益額を決めておき、それを達成したら、残りのレースは“見”に回る、というようなものです。
この場合、予想の的中率によって、一日単位、一週間単位、一か月単位と区切る幅を変える必要があります。
的中率が高い予想であれば、一週間単位、一日単位で可能でしょう。
こういった利益確定を上手く織り込みながら、調子の悪い時期≒激しいドローダウンを警戒しつつ、損切りの機会をなるべく少なくする、これが破綻しない資金管理・増殖を狙える資金管理として重要かと思います。
これに加えて、1点毎にどのように資金分配するのか、という均等買い、追い下げなどの分配方法を組み合わせることによって、さらに資金管理が行き届くようになると考えられます。